樵じゃないですよ

屋久島に通い続け、山に登り続けるコワモテの漢ナオトさん。

私の放置されていたツアーレポートを更新しなさいと言われましたので、重い腰をあげました。
今回は雨上がりを狙い烏帽子と七五の周遊登山。結構ハードです。

どう見てもレジャーではなく、樵な感じの私とナオトさんです。チェーンソーがとても似合いそうです。
このコースは屋久島の栂の美しい森が続きます。
杉ではなく、いつも脇役の栂の森。松の仲間なので枝ぶりが素晴らしく、蘚苔林によく映えます。

そしてこの時期のこのルートはヤマビル地獄になることは覚悟の上。
白長靴に北海道産ハッカ油で臨みます。
でも1匹2匹ではありません。合計100匹くらいは丸めて弾いたと思います。結局は二人とも血まみれになったのですが…
まあ、想定内です。

途中のシャクナゲに気持ちが弾みます。

まずは烏帽子登頂ですが、この時点ではガスがかかり景色は見晴らせない状態。
山頂で昼食休憩して、祠へお参りしてから七五岳を目指します。

絶壁の七五岳山頂では晴れ間が広がり、宮之浦岳から口永良部島まで最高の景観!
登りのしんどさも報われて、しばしその空間に身をゆだねていました。

帰り道は七五岳直下ルート。荒れてはいましたが時間的には早く下れます。
でも、安全管理は怠れません。道迷いもしやすいため細心の注意が必要です。
宮之浦岳よりは体力的にハードになりますが、たまにはこんなコースも屋久島の奥深さを知るには良いですよ。

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